Pilgrimage photographs
「巡礼」というテーマで始めるこの活動は、森のフィールドワークを通してウェアブランドとしてのアウトドアとは何か再考するものとして始まりました。
魅力ある自然を楽しむ事は、自然と人の調和によって成り立ちます。
このことは、環境問題にも関連する重要な要因となりつつあるため、この活動を通して自然環境の維持を目的とした問題意識の共有を考えました。
この活動は森の魅力と自然を維持するための問題提起としての意味合いも含まれます。
自然を楽しむことは自然の理に沿った人間とのバランスのとれた健全な関わりによって成り立つことを、今一度術瞰的視点を持って考えてもらえるような活動にしていく所存です。
我々は2022年に青木ヶ原楜海、2023年に秩父、2024年に古殿町のフィールドワークを行い、それぞれのテーマで企画展を開催しました。
本書は3年に渡って写真家 永田拓也が撮り溜めた膨大な写真の中からほんの一部ではありますが、それらを抜粋し写真集としてまとめたものです。
この写真集を通して、人々がどう自然と関わってきたか、そして自分たちはこれからどう自然と関わっていくのかを、少しでも考えてもらえるきっかけになれば幸いです。
サイズ
210mm / 210mm
ページ数
32P
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